2026.08.05

AgWORKSのフェーズ分け開発|自社サービス開発で培った検証環境を活かした開発手法

システム開発では、最初から完成形を作ることが必ずしも最適とは限りません。
特に、新しいサービスやDXシステム、3D技術を活用したシステムでは、開発前にすべての課題を把握することは難しいものです。
実際に作ってみて初めて、

「想定していた操作感と違った」
「利用者にとって必要な機能が別にあった」
「技術的には実現できるが、実運用では課題があった」

ということが分かるケースもあります。
そのためAgWORKSでは、最初から大規模な開発を行うのではなく、目的に合わせて段階的に開発を進める「フェーズ分け開発」を大切にしています。

フェーズ分け開発とは、単純に開発費や期間を分割する方法ではありません。
技術的な実現性を確認し、利用価値を確かめながら、サービスを成長させていくための開発手法です。

なぜフェーズ分け開発が必要なのか

従来のシステム開発では、

要件定義

設計

開発

完成

という流れで、最初に仕様を固めてから開発を進めるケースが多くあります。
しかし、新しいサービス開発では、最初の段階ですべてを正確に決めることは簡単ではありません。

例えば、

  • 本当に利用者が求めている機能なのか
  • どのような操作方法が最適なのか
  • 必要な技術で実現できるのか
  • 十分な性能で動作するのか
  • 将来的な拡張に対応できるのか

こうした内容は、実際に動くものを確認しなければ判断できない場合があります。
だからこそ、早い段階で小さく検証し、確認しながら成長させることが重要になります。

AgWORKSのフェーズ分け開発は「検証」から始まります

フェーズ分け開発で重要なのは、単に工程を分けることではありません。
最初の段階で、正しく検証できる環境があるかどうかが重要です。

特に、

  • WebGL
  • 3D
  • AI
  • 外部サービス連携
  • 複雑な業務システム

など、新しい技術を利用した開発では、実際に動かしてみなければ分からない課題があります。
AgWORKSでは、自社サービス開発を通じて、開発前の検証に必要な技術や環境を蓄積してきました。

自社サービス開発で培った検証環境

AgWORKSでは、WebGLや3D技術を活用したサービス開発に継続的に取り組んできました。
代表的な自社サービスとして、

があります。これらの開発・運用を通じて、

  • 3Dデータの最適化
  • 表示負荷の確認
  • スマートフォンでの動作検証
  • 操作性の改善
  • データ管理
  • 管理画面の設計
  • 継続的な機能追加

など、実際のサービス運用で必要となる技術やノウハウを蓄積してきました。
そのため、単なる技術調査ではなく、「実際に利用できるサービスになるか」という視点で検証することができます。

WebGL・3D開発では、表示できるだけでは十分ではありません

例えば、3Dシミュレータを開発する場合、
「3Dモデルを表示できる」
だけではサービスとして成立しません。

重要なのは、

  • 快適に操作できるか
  • 読み込み時間は許容範囲か
  • スマートフォンでも利用できるか
  • データ量が増えても動作するか
  • 運用担当者が更新できるか

という点です。

AgWORKSでは、WebGLコンテンツの開発において、

  • ポリゴン数
  • テクスチャ容量
  • ロード時間
  • FPS
  • メモリ使用量

などを確認しながら、実際の利用環境を想定した検証を行っています。
自社サービスで蓄積した検証経験があるからこそ、開発初期段階で課題を発見し、適切な方向へ進めることができます。

AgWORKSのフェーズ分け開発の流れ

Phase 0:技術検証・可能性確認

最初に「実現できるか」を確認します。
この段階では、完成品を作ることが目的ではありません。
成功する開発方法を見つけることが目的です。

例えば、

  • 必要な技術の確認
  • 3Dデータや素材の検証
  • 動作確認
  • 負荷検証
  • 開発規模の把握

などを行い、本開発へ進むべきか判断します。

Phase 1:プロトタイプ開発

実際に触れる状態を作ります。
画面イメージだけでは分からない、

  • 操作感
  • 利用者の反応
  • 必要な機能
  • 改善点

を確認します。
関係者間で完成イメージを共有できるため、本開発前の認識合わせにも役立ちます。

Phase 2:業務利用できるサービスへ発展

検証結果をもとに、本格的なシステム開発を進めます。
必要に応じて、

  • 管理機能
  • データ登録機能
  • ユーザー管理
  • 業務フローへの対応
  • 外部サービス連携

などを追加します。

Phase 3:運用・改善・拡張

システムは公開して終わりではありません。
利用状況を確認しながら、

  • 新機能追加
  • 操作改善
  • データ追加
  • 業務変化への対応

を行い、サービスとして成長させていきます。

実際の開発でも、検証を重視した進め方を行っています

AgWORKSでは、自社サービスだけではなく、受託開発でも技術検証やプロトタイプ制作を活用しています。

3Dデザインシミュレータ開発

商品を3D空間上で配置・確認できるシミュレータ開発では、まず3D表示や操作性、データ構造について検証を行いました。
3Dデータを扱うシステムでは、単純な表示だけではなく、利用者が快適に操作できることや、将来的に商品追加できる仕組みが重要になります。
検証段階で技術的な課題を確認し、本開発へ進めています。

プロジェクター配置シミュレータ開発

空間内にプロジェクターを配置し、投影範囲などを確認するシミュレータでは、実際の利用シーンを想定した検証が重要でした。
技術的に実現できるかだけではなく、利用者が直感的に操作できるか、業務で活用できるかという視点で開発を進めています。

医療分野の3D UI開発

医療分野で利用される3D UI開発では、視認性や操作性、正確性が求められます。
表示できることだけを目的にせず、実際の利用環境で扱いやすいインターフェースになるよう、検証と改善を重ねながら開発を行いました。

フェーズ分け開発が向いているプロジェクト

フェーズ分け開発は、特に以下のようなケースに適しています。

新しいサービスを立ち上げたい

アイデアはあるが、具体的な仕様が固まっていない場合。
まず試作品を作り、方向性を確認できます。

DXシステムを導入したい

業務システムでは、実際の現場で使われることが重要です。
利用状況を確認しながら改善できます。

WebGLや3D技術を利用したい

技術的な難易度が高い分野では、事前検証が重要です。
表示するだけではなく、実運用できる状態まで確認します。

大きな投資で失敗したくない

最初からすべてを開発するのではなく、段階的に判断することでリスクを抑えられます。

開発は完成ではなく、成長の始まりです

システム開発で重要なのは、公開することだけではありません。
実際に利用され、改善され、事業の成長に合わせて変化できること。
そのためには、最初から柔軟な開発計画を立てることが重要です。

AgWORKSでは、自社サービス開発で培った技術資産と、受託開発で積み重ねた経験を活かし、技術検証からプロトタイプ開発、本開発、運用改善まで、サービスの成長に合わせた開発をご提案しています。

「このアイデアは実現できるのか」
「どのような進め方が良いのか」
「まず小さく試してみたい」

そんな段階からでもご相談いただけます。

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投稿者:AgWORKS Limited

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