はじめての3Dシミュレータ企画ガイド|企画段階で知っておきたい考え方と進め方

2026.07.10

Web3Dシミュレーターに興味を持ち、「自社でも導入できないか」と検討を始める企業が増えています。

一方で、企画段階では、

「どこまで決めれば相談できるのか」
「3Dデータがないと作れないのではないか」
「費用は何によって変わるのか」

など、分からないことも多いのではないでしょうか。

実際にAgWORKSへお問い合わせいただく案件でも、企画段階で仕様が固まっているケースはほとんどありません。

本記事では、これから3Dシミュレーターを企画される担当者様向けに、企画時に知っておきたい基本的な考え方をご紹介します。


Web3Dシミュレーターとは

Web3Dシミュレーターとは、Webブラウザ上で商品を360度自由に確認しながら、カラーやパーツなどを変更できるシステムです。

専用アプリや特別なソフトウェアは不要で、スマートフォン・タブレット・PCから利用できます。

例えば、

「商品カラーを変更する」
「パーツを組み合わせる」
「名入れや刺繍のイメージを確認する」
「完成イメージをリアルタイムで表示する」

といった操作を、お客様自身が行えるようになります。

写真だけでは伝えにくい商品の魅力や、組み合わせた時の完成イメージを分かりやすく伝えられることが、Web3Dシミュレーターの大きな特徴です。

Web3Dシミュレーター開発サービスについて


どのような目的で活用されているのか

Web3Dシミュレーターは、さまざまな業界で活用されています。

商品の魅力をより分かりやすく伝えたい

家具・住宅設備・建材・工業製品などでは、商品の形状や質感、サイズ感を立体的に伝えることで、商品理解を深めることができます。

カスタムオーダーを分かりやすくしたい

ランドセル、バッグ、アパレル、自転車などでは、カラーやパーツを自由に組み合わせながら完成イメージを確認できます。

商品説明や営業を効率化したい

医療機器や工業製品では、複雑な構造やオプション構成を視覚的に説明できるため、営業や商談の効率化にもつながります。

ECサイトで注文までつなげたい

完成した内容をそのまま見積依頼や注文データとして利用し、ECサイトと連携することも可能です。


シミュレーターで実現できること

シミュレーターは商品や目的に合わせて、さまざまな機能を組み合わせて構築します。

商品表示

・360度回転
・拡大・縮小
・アニメーション

カスタマイズ

・カラー変更
・素材変更
・パーツ交換
・オプション追加

オーダー機能

・名入れ
・テキスト入力
・刺繍・印刷シミュレーション

システム連携

・ECサイト連携
・見積書作成
・PDF出力
・AR表示
・API連携


企画段階で決めなくても大丈夫なこと

お問い合わせをいただく際、

「まだ何も決まっていないのですが相談できますか?」

というご質問をいただくことがあります。

実際には、以下のような内容が未定の状態でプロジェクトが始まることは珍しくありません。

・予算
・ECサイトとの連携方法
・3Dデータの有無
・対応する商品数
・システム構成

これらは、企画段階ですべて決まっている必要はありません。

AgWORKSでは、お打ち合わせを通じて内容を整理し、優先順位を付けながら仕様を固めていきます。


最初に整理しておきたい3つのこと

一方で、企画段階で整理しておくと、その後の検討が進めやすくなる内容もあります。

1. 誰に使ってもらうか

・一般のお客様
・営業担当者
・販売店
・展示会来場者

2. 何を選べるようにしたいか

・色
・パーツ
・サイズ
・オプション
・名入れ

3. 最終的に何をしてもらいたいか

・商品を購入する
・見積依頼を送る
・お問い合わせする
・来店予約をする

この3点が整理できるだけでも、必要なシステム構成は見えやすくなります。

また、最初からECサイトとの連携まで行う必要はありません。

まずは「シミュレーション結果からお問い合わせにつなげる」という構成からスタートするケースも多くあります。


よくあるご質問

Q.Shopifyと連携できますか?

Shopifyをはじめ、各種ECサイトや独自システムとの連携に対応しています。

Q.商品数が多いのですが、一度に作る必要がありますか?

必要ありません。

代表商品からスタートし、公開後に商品を追加していく進め方も多く採用されています。

Q.3Dデータがありません。

CADデータがなくても、現物や写真をもとに3Dモデルを制作することが可能です。

Q.公開後の商品追加やカラー変更はできますか?

お客様自身で更新できる構成にも、AgWORKSが運用をサポートする構成にも対応しています。


AgWORKSでは企画段階からこのようなことを行っています

シミュレーター開発では、「どのように作るか」を決める前に、「どのような構成が最適か」「本当に実現できるか」を整理することが重要です。

AgWORKSでは、企画段階から安心してプロジェクトを進められるよう、以下の内容を標準的な進め方としています。

・3Dモデルの試作による品質確認
・実現方法やシステム構成の整理
・表示性能や負荷を考慮した設計
・段階的な開発計画のご提案
・公開後の運用を見据えた構成設計

これらは特別なオプションではなく、AgWORKSがシミュレーター開発を進める際の基本的な考え方です。


まとめ

3Dシミュレーターの企画では、最初からすべての仕様を決める必要はありません。

まずは、

・誰に使ってもらうのか
・何を体験してもらいたいのか
・どのような目的で導入するのか

を整理することが、企画を進める第一歩になります。

AgWORKSでは、企画段階から内容を整理し、実現方法や開発ステップをご提案しています。

社内での検討資料としてご利用いただける 「はじめての3Dシミュレーター企画ガイド」、さらに開発の流れや費用の考え方をまとめた 「AgWORKS 3Dシミュレーター開発の進め方ガイド」 もご用意しています。

お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから。

AgWORKS Limited

投稿者:AgWORKS Limited

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